「うらやま」の豊かな自然を再発見しよう。

犬山水生生物園たより(12)

犬山水生生物園(善師野平谷湿地)たより(12

1月、水生園の活動は同時に整備活動を行っている善師野の森に植樹したイロハモミジ、ヤマザクラ、エノキ等の広葉樹周りのササ刈りと水生園内の草木の一部に表示板を取り付けました。

「犬山水生園たより」も今月で12回目となりました。

今回は犬山水生生物園までの道のりをご案内します。
犬山水生生物園は犬山市大字善師野字奥平谷地内にあります。我々は善師野愛知用水駐車場に集合し、木曽街道(県道186号)を犬山で唯一の製茶業「日比野製茶」横で横断、南へ進み平谷池北側で東海自然歩道に入り、池沿いをさらに南に向かうこと約5分、シンボルの水生園表示板が出迎えてくれます。

愛知用水駐車場

木曽街道横断・左前日比野製茶

平谷池北側から東海自然歩道

東海自然歩道看板

東海自然歩道を進んだ先に平谷池看板

水生園看板

 

水生園はハンノキ等の落葉樹が多く生育するため、冬季になると葉っぱが散り全体が見られます。木道等は「あいち森と緑づくり」助成金を受け整備しました。写真を何枚か並べてみました。水生園の全体像をつかんで頂けたらと思います。

ご覧のように冬季の水生園は「くさもみじ」で、我々ボランティアはひと休みできます。この時期に草木の一部に表示板を取り付けてみました。必要ないとのご意見も聞きますが、この水生園は来訪者の皆さんが自由に観察し、自然に親しみと関心を持っていただくことが目的です。名前に関心を持っていただくのも大切なことです。

さて1年間「犬山水生生物園」よりたよりをお届けしましたが、この「たより」も今回の(12)で定期的な配信は一旦終了します。ありがとうございました。

今後は犬山水生生物園で季節が変わるとき、新しい発見があったときなど、何か変化があったら配信していきたいと思っています。楽しみにお待ちいただければ幸いです。
(2022年1月12日記)