「うらやま」の豊かな自然を再発見しよう。

ヒトツバタゴ自生地・ボラ活日記

ヒトツバタゴ
自生地ボラ活日記

ヒトツバタゴ自生地南側の竹柵更新及び除草作業ボランティア活動に参加しました。

犬山市に国の天然記念物に指定されている植物があること、ご存知ですか。

犬山市池野地区にヒトツバタゴ自生地が有り、国の天然記念物に指定され大事に保護されています。

私たちの団体もこの活動に参加しており、種々な保護活動を行っています。

竹柵の更新はおよそ3年間隔で行っています。今年は老朽化が目立つことで、犬山市からの依頼もあり、ヒトツバタゴが開花して、皆様方に見学していただく前のお化粧直しと、自生地の保護を目的とした作業です。

竹柵の延長は、およそ50mで、竹材の数量は長さ4mが75本必要です。この竹材を竹藪で採抜し自生地に搬入し、立子用に切断作業をすれば作業はほぼ半分が終了です。

竹柵づくり
竹柵づくり
竹柵づくり

自生地での作業は、4月20日(水)、4月24日(日)の2日間で、延べ40名のボランティアが参加しおおよそ完了しました。24日は雨中の作業となり、除草などの作業が残りました。

今年は、サクラの開花も早くなりましたが、ヒトツバタゴも1週間ほど早くなり、5月の連休後半には見頃になるのではと私は見立てております。

24日時点で、日当たりの良い個体の一部が白くなっていました、犬山市ホームページの開花情報を参考に是非お出かけください。その時は我々の更新した竹柵も御覧頂けたらと思っています。

竹柵完成

全体の景色

最後に嬉しいお知らせです。50年ぶりにヒトツバタゴの幼木が順調に生育しています。柵の外からも見られるまで伸長、成長しました。探してみてください。

令和4年4月24日(近藤)

ヒトツバタゴの幼木

ヒトツバタゴの様子
ヒトツバタゴの様子

追記:残っていた除草などの作業を27日(水)に全て完了しました。ヒトツバタゴも開花が進んできています。

全国的にみると、とっても珍しいヒトツバタゴ
身近な場所で見られるのはすごくラッキーだね!

幼木も順調に育っているみたいで嬉しいね
あの小さな木が何十年後に大木になるのかな